可愛い野生動物撮影したいよぉー!
野生動物の撮影はなかなか敷居がたかいのぞ!
動物撮影は多くの魅力があり、写真愛好家や自然愛好家にとって非常に満足感のある趣味です。以下は、動物撮影の魅力についてのいくつかのポイントです:
自然の美しさ: 動物撮影は美しい自然景観や野生動物の魅力をキャプチャーする機会を提供します。自然の美しさを写真に残すことで、自然愛好家や観察者に感動と魅力を提供します。
森の中を歩いていると、ばったり鹿さんと遭遇!
大自然の中で5分ほど見つめ合い・・・こんなレアな経験もあります
動物の行動の捉え方: 動物の行動を写真に捉えることは、動物の生態や習性を理解する楽しみをもたらします。狩り、遊び、鳴き声、繁殖行動など、さまざまな瞬間を捉えることができます。
野生動物との突然の遭遇!
カメラの準備は十分か!?
挑戦と克服: 動物撮影は技術的なスキルと忍耐が必要で、動物が予測不可能な行動をすることがあります。この挑戦と克服の過程が楽しさを倍増させます。
飛び回る鳥の撮影はなかなかピントがあわなかったり、大きな超望遠レンズを振り回したり・・・非常に難しいです
でも撮影できたときの感動はひとしおですね!
環境への意識: 動物撮影は野生生態系と環境への意識を高める機会を提供します。野生動物の保護や生態系の重要性について考える機会となります。
自然の中で撮影していると、自然に対する畏敬の念が湧いてきますね
クリエイティブな表現: 動物写真はクリエイティブな表現の幅を広げます。構図、ライティング、背景の選択など、写真のアートとしての要素が豊富です。
普段は使えないなぁ・・・というポンコツレンズも、シチュエーションがあうと素晴らしい絵が撮れたりします!
エンターテイメントと教育: 動物写真は一般の人々に自然界の美しさや驚異を紹介する手段として役立ちます。また、学習の機会としても重要です。
旅行の楽しみ: 動物撮影は旅行と組み合わせて楽しむことができます。新しい場所を探索し、野生動物を追跡する旅行が写真撮影の冒険になります。
共有とコミュニケーション: 動物写真を友人、家族、オンラインコミュニティと共有することで、感動とエンターテイメントを共有できます。また、他の写真愛好家との交流が生まれることもあります。
動物撮影は、美しさ、挑戦、学習、自然愛好、環境保護など多くの要素を結びつけた魅力的な趣味であり、写真愛好家にとって豊かな経験をもたらします。また、野生動物との接触を最小限にとどめ、環境への配慮が必要であることに留意しながら、楽しんで撮影することが重要です。
カメラで動物を撮影する方法
動物を撮影するためには、特別な技術と注意が必要です。以下は、カメラで動物を撮影する際の基本的な方法とヒントです。
適切な装備の選択:ズームレンズ: 動物を遠くから撮影する場合、ズームレンズが役立ちます。中程度から長焦点のズームレンズが動物撮影に適しています。
野生動物を撮影するには100mm~の望遠レンズが必須よ
理想を言えば200~500mm程の焦点距離を持つズームレンズが最適ね!
筆者は500mmのミラーレンズを使っているけど、道端で狐なんかに出会うと最短撮影距離が4mだからうまく撮影できず悔しい思いをすることもあるわ!
高速なレンズ: 動物の速い動きをキャッチするために、明るい(低いF値を持つ)レンズが有用です。一眼レフカメラまたはミラーレスカメラ: 高品質な写真を撮るために、一眼レフカメラまたはミラーレスカメラを使用します。
なるべく「f値」が小さいレンズを選ぶことが重要よ
f値が小さいレンズはカメラのオートフォーカスの速さに影響してくるわ。
f値が大きい暗いレンズは、オートフォーカスの速度が遅くなるので、動き回る野生動物には不向きよ。
また野生動物撮影の場合は上で書いたように100~500mmの望遠・超望遠域のレンズが必要
そして超望遠域のレンズでf値が小さいレンズはとっても高額なの!
焦点距離が変更できない単焦点・超望遠でf値が小さいレンズは最高の写真が撮れるけど、数十万~数百万円というとてつもない金額がかかる上に、大きくて重量もかさばるわ
ある程度は妥協しなければならない部分ね
シャッタースピードの設定:動物の動きを止めるために、高速なシャッタースピードが必要です。通常、動物の速さに応じて1/500秒から1/2000秒の範囲が適しています。
シャッタースピードは「1/焦点距離」の法則を使うと良いわ
焦点距離20mmのレンズならばシャッタースピードは「1/20」
焦点距離500mmのレンズならばシャッタースピードは「1/500」
こうすると手ブレしにくくなるわよ
なるほどー!
シャッタースピードをあげればあげるほど良いのね
確かにシャッタースピードを上げれば失敗は少なくなるわ
ただ、シャッタースピードを遅くして露光時間を増やし
動物のダイナミックな動きを表現するという手法もあるわ
この場合は三脚が必須だけどね
ISO感度の調整:明るい日中に撮影する場合、ISO感度を低く(例: ISO 100またはISO 200)に設定して、ノイズを最小限に抑えます。夜間や低光条件での撮影では、ISO感度を上げる必要がありますが、過度に高いISOはノイズを増やす可能性があるため注意が必要です。
暗い場所の動物を撮影するときなんかはISOを上げざるを得ないんだけど、上の写真のようにノイズが大量にのってしまって画質が低下するわ
明るいレンズならばこのISOを下げられるから、高くて明るい(f値の小さい)レンズを使用すると良いわ
連続撮影モードの活用:動物が動き回ることが多いため、カメラの連続撮影モードを活用して、複数の写真を一度に撮影し、最良の瞬間を捉えることができます。
フォーカスとピント合わせ:動物の目を中心にフォーカスを合わせることが一般的です。一部のカメラは動物の目を自動で検出し、追尾フォーカスを提供しています。アクションショットを撮影する場合、予測的なフォーカスとスポットフォーカスを使用して、被写体を正確にピント合わせします。
Sonyなどの高級機には「瞳フォーカス」という機能がついているわ
人間や野生動物の瞳に自動的にピントがあうようになっているの
活用するととっても便利ね!
背景の注意:動物を際立たせるために、背景を注意深く選びます。ぼかし効果を活用して被写体を際立たせることができます。
背景をとろけーるようなボケ味にすると
被写体である鳥さんがとっても目立つわね!
f値を状況に合わせて変化させて調整しよう!
動物の行動とコミュニケーション:動物の行動や表情を読み取り、最適な瞬間をキャッチするために、動物の習性やコミュニケーションを理解しましょう。
人馴れしていない動物たちも、500mm以上の超望遠レンズならばそれほど警戒させずに撮影できます
遠くから手をふると変わったアクションをとることもあり、コミュニケーションが楽しいです
安全と倫理: 動物を撮影する際は、動物や環境への配慮が必要です。動物にストレスを与えないようにし、保護区域のルールと倫理規定を守りましょう。
練習と忍耐: 動物撮影は練習が必要です。忍耐強く、時間をかけて動物の習性や行動を学び、最適なショットを追求しましょう。
後処理:撮影後、写真の後処理を行って明るさ、コントラスト、色調を調整し、最終的な画像を磨きましょう。
動物撮影は楽しさと挑戦を兼ね備えた趣味であり、自然の美しさと動物の魅力を捉える素晴らしい方法です。また、動物の保護や環境への意識を高める手段としても役立っています。
まとめ
・動物を撮影する場合、100mm~500mm程度の焦点距離のズームレンズが便利
・動きの早い動物はシャッタースピードを早くして撮影する
・シャッタースピードは「1/焦点距離」が目安。焦点距離が20mmなら1/20、500mmなら1/500
・明るい超望遠レンズは非常に高額。現実的には100-400mmでf値が4.5~6.3程度のレンズ。
野生動物を撮影するには機材の準備が必要なのね
なかなか近寄ることができないから望遠ズームレンズがほしいけど結構高いのよねぇ