水面が反射して水の中が撮影できないよぉー
PLフィルターの出番ね!
PLフィルター(偏光フィルター、偏光板フィルター)は、写真撮影やビデオ撮影の際に使用されるフィルターで、反射光や不要な光を制御して、画像の品質を向上させるのに役立ちます。以下は、PLフィルターの基本的な使い方です:
フィルターの取り付け:
PLフィルターは、カメラのレンズに取り付ける必要があります。多くのカメラやレンズには、フィルタースレッドと呼ばれるフィルターを取り付けるためのスレッドが備わっています。フィルターをカメラのレンズに取り付ける前に、フィルターサイズ(mm)を確認して、適切なサイズのPLフィルターを入手してください。
偏光効果の確認:
PLフィルターを取り付けたら、カメラのビューファインダーや液晶画面を通して、フィルターの効果を確認します。通常、フィルターを回転させることで、偏光の方向を調整できます。これにより、フィルターの効果が最大限に活用できます。
反射光の制御:
PLフィルターは、反射光を軽減するのに役立ちます。例えば、水面やガラスの表面からの反射を軽減し、より鮮明な画像を得ることができます。また、空の青空をより深く、鮮やかに撮影することも可能です。
田んぼを撮影したわ
左がPLフィルター有り、右が無し
電柱の反射を見ればわかるけど、右側がぼやっとしているのに大して
PLを使った左側は反射がくっきり現れているのがわかるわ
彩度の向上:
PLフィルターを使用すると、色彩の飽和度が向上し、風景写真や屋外の撮影で特に役立ちます。青空の青さを引き立て、緑の植物や水面の反射を鮮やかにすることができます。
なんとなく色褪せた感じの写真
PLフィルターを取り付けて、フィルターを回しながら調整すると・・・
このよーに紅葉が色鮮やかに浮かび上がってくるわ!
魚眼効果の軽減:
PLフィルターは、魚眼効果(鏡面反射など)を軽減するのにも役立ちます。特に広角レンズを使用する際に、不要な反射を削減し、画像の歪みを減少させます。
ポートレート写真:
PLフィルターは、肌の反射光を軽減し、ポートレート写真においても肌の滑らかさや肌のテクスチャを強調するのに役立ちます。
一般的な注意事項:
PLフィルターを適切に設定するため、フィルターを回転させて効果を調整してください。
PLフィルターを過度に使用すると、画像が過度に加工されたように見えることがあるため、適度に使用しましょう。
PLフィルターによる調整で紅葉が色鮮やかに浮かび上がるわ
ただやりすぎると人によっては加工し過ぎと感じるかも知れないわ
屋内や暗い環境では、PLフィルターの使用は適していません。主に屋外での使用が一般的です。
PLフィルターは、風景写真や屋外撮影において特に有用で、光の制御と画像品質の向上に寄与します。適切な設定と適度な使用を心掛けることが重要です。
あの有名な岐阜県のモネの池を撮影してきたわよ
左側がPLフィルター有り
右側がPLフィルター無しの画像ね
太陽による強力な反射光が、PLフィルターではカットされて池の中まで見えるようになっているのがわかるわね