もっとクリエイティブな写真が撮影したいよぉー!
レンズフィルターの出番ねぇ
レンズフィルターは、カメラレンズの前に取り付けるアクセサリーで、様々な目的で使用できます。適切なフィルターの選択は、撮影のクオリティや効果に大きな影響を与えます。以下に、フィルターの選び方に関する重要な要点をいくつか説明します。
すべてΦ67mmのフィルターね
左から
スターフィルター:星雲撮影時に夜中の星を際立たせる
ハーフND:風景撮影時、水平線・地平線を堺に空と大地・海の明度を調整する
PL:反射光を調整。空を青く写したり、水面の反射を防いだりする
クロスフィルター:光源を十字で映す
UVフィルター:
UVフィルターは、紫外線(UV)をカットし、レンズの保護に役立ちます。主な目的は、レンズを傷や埃から守ることです。また、撮影においてもほとんど影響を与えないため、常に装着しておくことが一般的です。
偏光(PL)フィルター:
偏光フィルターは、反射や光の偏りを軽減し、色彩を鮮明にし、青空を際立たせます。特に風景写真や水中写真に適しています。また、ガラスや水面からの反射を軽減するのに役立ちます。
PLフィルターね
反射光などの光の加減を調整できるので、空の青色を際立たせたり、水面で反射する光をキャンセルできたりするわ
また虹を撮影する際、淡い色である虹はレンズそのままで撮影するとほとんど映らないんだけど、PLフィルターを取り付けると際立って映すことができるのよ
上がPLフィルターを持っていなかった時の写真ね
肉眼では結構はっきり見えたんだけど・・・
これがPLフィルターを持っていた時の写真ね
水面の反射光も押さえられて、非常にクリアーに虹が撮れているのがわかるわね
NDフィルター:
ND(中性密度)フィルターは、光量を減少させ、明るい状況でのシャッタースピードを低下させることができます。これにより、長時間露光や広い開口での撮影が可能になり、動きのある被写体をぼかす効果を実現できます。
NDフィルターは画面を暗くするフィルターよ
「暗くするなんて使い道がないんじゃ?」と思うかも知れないけど、花火撮影や滝や川の流れを表現するために長時間露光するような用途のときに使うわ。
暗いレンズが手持ちにあればそれでもいいけど・・・。
あとは太陽のような強烈な光を遮るもの、半分だけスモークがかかっているハーフNDなんかもあるわ
濃度が変えられる可変NDなどもあるから、用途で使い分けてみましょう
カラーフィルター:
カラーフィルターは、特定の色調やトーンを補正または強調するのに使用されます。例えば、暖色のフィルターは夕日の色を強調し、クリエイティブな効果を生み出すのに適しています。
スターエフェクトフィルター:
スターエフェクトフィルターは、点光源(たとえば、夜の明かりや太陽)の周りに星のような光条を生成します。これにより、光源を美しく強調できます。
スターフィルターはよくみるとレンズが格子状になっているわ
これで光源を十字にしているわけね
ソフトフォーカスフィルター:
ソフトフォーカスフィルターは、被写体の周りに柔らかなぼかし効果を生み出すのに使用されます。ポートレート写真やポートレート風景写真で使われることがあります。
マクロフィルター:
マクロフィルターは、通常のレンズをマクロ撮影用に変換します。これにより、近接撮影が可能になり、小さな被写体の詳細を捉えることができます。
エンハンスメントフィルター:
エンハンスメントフィルターは、風景写真に使用され、青空や緑の植物の色を強調し、コントラストを増加させます。
フィルターを選ぶ際には、撮影スタイルや目的、撮影条件に基づいて選択することが重要です。また、フィルターの品質やコーティングも考慮し、高品質なフィルターを選ぶことが画質の維持に役立ちます。
まずはフィルター径を決めよう
フィルターはかなり高額になるわ。
特に角型フィルターのような本格的なものになると、一枚で数万円という値段になってしまう。
予算と使い勝手・持ち運びの面でマスターはΦ67mmのフィルターに統一することに決めたみたいよ
あら!?
でもそうなると67mmのレンズしか使えなくなっちゃうので
レンズの選択肢が狭くなるわねぇ
そうでもないよ
67mm以下ならば上のようなコンバーターを使用すれば使えるわ
これを55mmのレンズに付けておけば、67mmのフィルターも使用可能ってワケ
筆者は62mm・55mmのレンズが混在しているので、一番大きく最も使っているタムロンの28-200mmに合わせて67mmにしたわ
Φ67mmフィルターならば、ホームセンターで買える財布に4枚入ったわ
これならば常に持ち歩いても苦にならないわね