ミラーレスカメラについて調べてたらミラーレンズってのが出てきたけど
これって一緒のものなの?
ミラーレスとミラーレンズは全くの別物よ!
レンズの種類ね・・・レフレックスレンズともいうわ。
「ミラーレンズ」(Mirror Lens)は、望遠レンズの一種で、特定の光学デザインを持つ非常にコンパクトなレンズです。ミラーレンズは、主に天体観測や野鳥観察などで使用され、特定の利点と制約を持っています。
以下は、ミラーレンズに関する主な特徴と情報です:
ミラーレンズの構造:
ミラーレンズは、中央に鏡(ミラー)を備えた円筒形の光学デザインを持っています。このミラーは光を収集し、カメラのセンサーに導きます。通常、ミラーレンズの前部には透明なレンズエレメントがあり、これが光を集めてミラーに導くのに役立ちます。
レンズ内部に鏡(ミラー)があるからミラーレンズなのよね!
レンズと違って色収差が非常に少ないから、望遠レンジになると有利になるわ
一般的な天体望遠鏡の構造と同じね
コンパクトなデザイン:
ミラーレンズは一般的に非常にコンパクトで軽量です。これは、望遠撮影において非常に便利で、持ち運びや取り扱いが容易です。
上の写真は200-500mmの焦点距離を持った超望遠レンズよ
ミノルタ AF500mmレフレックスと比べればかなり短いのがわかるわ
テレ端の焦点距離が500mmと同じ焦点距離だけどこれだけサイズが違うのね
重さはタムロン200-500は1200g
レフレックスは700gとかなり軽量ね!
固定焦点距離:
ミラーレンズは通常、固定焦点距離を持っており、ズーム機能がありません。一般的な焦点距離は500mmまたは800mmなどがあります。これにより、遠くの被写体をアップクローズで撮影できます。
500mmの超望遠域の単焦点は正直なれるまで扱いづらいわ
でも軽量小型なのは魅力よね~
環境ボケ:
ミラーレンズは特有のボケ味を持ち、背景が円形のボケとして表れることがあります。この効果は「環境ボケ」として知られ、特定のクリエイティブ効果を生み出すことができます。
非常に特徴的なリングボケ!
これを意図して使いこなせるといいんだけど
リングボケがほしくないシーンでも写っちゃうのが難点よね
手ブレ補正の欠如:
通常、ミラーレンズには手ぶれ補正(ISやVRとして知られる)が搭載されていないことが多いため、手ぶれに敏感です。三脚や安定した撮影環境での使用が勧められます。
天体観測:
ミラーレンズは、天体観測に適していることがあり、月や星座などを撮影するのに利用されます。
価格:
ミラーレンズは、一般的な望遠レンズに比べて比較的低価格で入手できることがあります。これは、予算が限られているフォトグラファーにとって魅力的な選択肢となります。
マスターは上のレフレックスレンズを1万円で購入
自分で分解して内部清掃して実用してるんだってさ
Eマウント←aマウントアダプターが2万円くらいだから合計3万円ね
ミラーレンズは特定の撮影状況に向いており、その特性を理解し、制約を乗り越える方法を学ぶことが重要です。野鳥観察や天体観測など、遠距離の被写体を撮影したい場合に役立つことがあります。
まとめ
・オートフォーカスできるミラーレンズはミノルタ AF500mmレフレックスだけ
・f値はf8固定が一般的
・f値を変更できないから被写界深度が変更できない
・被写界深度が極めて浅く、ピントを合わせるのが非常に難しい
・400mm・500mm・800mmと単焦点レンズである
・色収差がないので望遠に適している
・リングボケが生じる
ミラーレンズは正直一般的なレンズではないのでOSUSUMEはしないわ
ただマスターは日常的に使っているみたいよ
やっぱり軽いので双眼鏡のかわりに使うような使い方をしてるみたい
大きい望遠レンズを毎日抱えるのは厳しいからね!