最新のレンズ・カメラは映りがとても良いけど、個性を感じないなぁ
オールドレンズ遊びを始めてみるといいかもよぉ~
個性のかたまりなのじゃ
オールドレンズ(古いレンズ)には多くの魅力があり、多くのフォトグラファーに愛されています。以下は、オールドレンズの魅力についていくつかの要点を紹介します:
オールドレンズのメリット
価値ある光学デザイン: 古いレンズは、時代によって異なる光学デザインが使用されており、そのデザインは独自で特徴的です。このため、オールドレンズはボケ効果や色収差など、ユニークな特性を持っています。写真に独自のキャラクターを与えます。
今では見られなくなった六角形型の絞り羽根!
ボケは絞り羽根の形で現れてくるから
昔ながらの六角形ボケが楽しめるわ
昔のマンガなんかで写真の表現としてあった六角形型のフレアね
これもオールドレンズ特有の表現となったわ
手動フォーカス: 古いレンズは手動フォーカスであることが多く、フォーカスリングを回して被写体にピントを合わせる必要があります。手動フォーカスは、精度を高め、創造的な制御を提供します。
上の画像のように絞りやフォーカスを自分で合わせる必要があるわ
オートフォーカスが高性能になった昨今、マニュアルフォーカスで撮影する機会があまりない人も
カメラの基本を学ぶのにオールドレンズ遊びはもってこいよ
建設品質: 古いレンズは一般的に金属製で堅牢な構造を持っており、高品質な素材で作られています。これにより、長寿命で耐久性があり、使い込んでも性能が維持されます。
コスト効率: オールドレンズは新しい高性能なレンズと比較して比較的安価で入手できます。これは、予算に制約があるフォトグラファーにとって魅力的です。
クリエイティブなコントロール: 古いレンズはしばしば絞りリングやフォーカスリングなどの手動コントロールを提供し、撮影時にクリエイティブな調整が可能です。絞りリングを調整してボケを調整したり、特定のエフェクトを作成したりできます。
ヴィンテージな外観: 古いレンズは独自のヴィンテージな外観を持ち、カメラ機材全体のスタイリングに貢献します。これはカメラ愛好家にとっても魅力的で、カメラが一つのアートとしても楽しまれます。
アダプターの使用: 古いレンズを現代のデジタルカメラに取り付けるためのアダプターが入手可能です。これにより、古いレンズを新しいカメラで使用でき、クリエイティブな撮影体験を楽しむことができます。
最新のミラーレスカメラなら古いレンズを使用できる事がほとんどよ
筆者はSony Eマウントのミラーレスカメラを持っているので
これをNIKONの古いマウントに変換するアダプターを使用して使っているわ
独自の写真スタイル: 古いレンズはその特性により、他のレンズでは難しい写真スタイルを探求できます。たとえば、ヴィンテージの肖像写真、ソフトフォーカスエフェクト、ドリーミーな写真などが可能です。
オールドレンズは、現代のデジタルカメラと組み合わせることで、新しいアイディアや写真スタイルを探求するための強力なツールとなります。そのユニークな光学特性と手動操作の組み合わせは、フォトグラファーにとって創造的な自由を提供します。
オールドレンズのデメリット
オールドレンズ(古いレンズ)には多くのメリットがありますが、一部のデメリットも存在します。以下は、オールドレンズの主なデメリットです:
光学性能の不均一性: 古いレンズは光学技術が進歩していないため、一部のレンズは画質や色収差において不均一であることがあります。特に古いレンズの中には高品質なものと劣るものが混在しています。
レンズの性能的にいえば、オールドレンズは現代のレンズと比べて解像感は数段劣るわ
上の写真のように色収差が大きく、通常の使用にはあまり向かないわね
あくまで作品を撮るという意気込みで使いたいわ
手動フォーカスの難しさ: 手動フォーカスを必要とする古いレンズは、フォーカスリングを回してピントを合わせる必要があります。特に高速な被写体の撮影には正確なピント合わせが難しいことがあります。
コーティングの不足: 古いレンズは現代のレンズと比較してコーティングが不足していることがあり、フレアやゴーストなどの光学的な問題が発生しやすいです。
現代のレンズはコーティング性能が非常に高く逆行耐性があるわ
でもオールドレンズはコーティング性能がひくくて、上の写真のように意図しないシーンでも
逆光によるフレアが入ってしまったりするの
これを味として活かせるかどうかが、オールドレンズ遊びの醍醐味ともいえるわ
アダプターの必要性: 古いレンズを現代のデジタルカメラに取り付けるには、適切なアダプターが必要です。アダプターを使用することで、一部の機能や自動絞りが制限されることがあります。
修理と保守の難しさ: 古いレンズは修理部品が入手困難であることがあり、故障した場合に修理が難しいことがあります。また、レンズ内部のカビやホコリの除去も難しいことがあります。
マスターは父親のフィルムカメラを受け取った時、40年放置されていたのかカメラ内が真っ黒な粉だらけになっていたわ
これと徹底清掃するのがかなり手間だったわね・・・
フォーカス距離の制約: 一部のオールドレンズは焦点距離が限られており、広角から望遠までの幅広い被写体に対応できないことがあります。
重量とサイズ: 一部の古いレンズは大きく重い場合があり、携帯性に制約を与えることがあります。特に旅行やアウトドアでの使用には注意が必要です。
機能制約: 古いレンズは、現代のデジタルカメラで利用可能な一部の機能や設定を制約することがあります。自動絞り、光学手ぶれ補正などが制限される場合があります。
これらのデメリットは、古いレンズを選択する際に考慮すべき要点です。ただし、フォトグラファーにとってユニークな光学特性やクリエイティブな制御を提供するメリットにより、多くの人々がオールドレンズを楽しんでいます。
まとめ
・オールドレンズは現代のレンズではできないクリエイティブな表現ができる
・逆光に弱い
・絞り羽根の形状が独特でフレアに特徴が出る
オールドレンズ遊びも楽しくなってくるわね
そしてどんどんオールドレンズのコレクションが増えて行って・・・
レンズ沼にはまっていくのよ!